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北設楽郡東栄町 布川花祭り

私は2年ほど前から地元愛知で、自分が今まで行った事のない場所を思いつきで出かけて行く旅をし始めた。例えば、なんとなく前から知っていたけど今気になるから行ってみよう、とか、たまたま喫茶店の隣の人の話に出てきた場所が面白そうだから行ってみよう、そういうヒョンな思いつきをきっかけに出かける旅だ。

東栄町の「花祭」は、なんとなくネットサーフィンしていて見かけたお祭りだった。鎌倉・室町時代から700年続いているお祭りだそうで、はっきり意識して行こうとしない限り、多分一生行く祭りじゃないと思い、行くことにした。冬の間はどうやら町に雪があるらしく、私は自分の運転では不安だった。だから、花祭り最後の3月のお祭り、布川(ふかわ)の花祭りに出かけた。

<花祭は、赤鬼が主役のお祭り>

日帰りは無理だと感じたので、東栄町のゲストハウスに申し込んだ。ゲストハウスでの宿泊も初めてだった。その晩限りで初めて会う人達と食事を一緒に作り、食べ、話した。昔のユースホステル滞在のようで、刺激的で面白かった。花祭りのクライマックスは夜や夜中だったので、食事の後に店主のお知り合いの車に乗せてもらって祭りに行った。会場には結構な人がいた。うまく踊りを間近に見られるポジションを得て、夜中の1時半頃まで祭りを間近に見ていた。

笛やお囃子に合わせて、竈の周りで、小さい子供ばかりの踊り、高校生くらいの若者達による踊り、成人男性による踊りが順々に行われ、鬼が出てくる部分がメインイベントだった。鬼が出てきたのをとりあえず見たからと帰ることにした。駐車場に行ってもゲストハウスに帰るための車が見当たらず、仕方なく、祭りを見ていた2人の男性と一緒に薄暗い月明りの下、あまり車が通らない山間の道をテクテク歩いて宿に帰った。その晩は寒い夜空の月を見上げながら、こんな事をしている自分を面白がっていた。

今日、不意にハガキが届いた。布川花祭保存会からだった。今年のお祭りでしばらく休止だという連絡だった。

「どこかの地区の花祭が休止になる」とニュースで聞いていたが、それが自分が去年見に行った布川だったとは!と思った。凄く残念だ。確かにご年配の方が仕切ってはいたが、若い踊り手だけでなく、若くても熟練の笛吹きもいて、夜通し踊りまくる、ちょっと懐かしい感じの村祭りで「これはこれで良いなぁ」と思っていたので、本当に残念。ほかの地区の花祭はどうか続いてほしいと願う。

 

 

author:1230fan, category:奥三河, 00:36
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