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屋根が新しくなった信光明寺 岡崎市

この4月に屋根の保存修理作業を見学するために岡崎市の岩津にある「信光明寺」に行った。その時の屋根の修理は令和元年8月に終了すると見学の時に貰ったパンフレットにあったが、新聞には修理完了の知らせが無かったように思う。

4月の半ばの見学会。屋根は見えない。

 

で、完成した屋根を見に行くことにした。見学の時に目にした修復中の屋根は美しいこけら葺きで、こけら板は剥かれたばっかりの感じで白かった。「修理が完了したばかりの屋根は白いのかな?」と思って、行ってみると、違った。

白くはないけど、形はやっぱり美しい。

 

屋根の隅っこの上がり方、ほれぼれする。

沿革をこの時初めて読んだ。すると面白い。天正年間に武田信玄の家来だった伊勢新九郎(のちの北条早雲)が信光明寺にやってきて、御寺に火をつけたとある。その時、芭蕉天神とあるこの観音堂は焼けずに済んだので今も残っていて、重要文化財になっているんだそうだ。沿革の看板を読みながら、もしかしたら、この場所に北条早雲が立っていたのかも知れないと妄想に耽る。それにしてもだ、戦国時代の信長も早雲も火付けなんて、今の時代なら、とんでもない、、なんて思う。

 

4月の見学会の時、ご住職から、この観音堂にどうして芭蕉天神という名称がついているのか?というお話と近くにある岩津天神の建てられた経緯をお聞きした。なんでも岩津天神は、この信光明寺の和尚の夢枕に天神さんが出てきて、山の上の方に行きたいと言われたので、お告げの通りに御寺を建てた、それが岩津天神さんだそうだ。

この二つのお寺の関係がよく分かっていなかったが、今回訪ねてみて、信光明寺と岩津天神は東名高速道路で分断されている。信光明寺のすぐ横を東名高速道路が走っている。だから、二つのお寺が昔は1つの寺領内にあったと言われても納得した。

ちなみに信光明寺に入っていく道は結構暗くて、狭くて、ドキドキします。で、進んでみると御寺の前の駐車場は車2台分しかないです。でも、観音堂は素晴らしく美しいので是非見に行ってみてください。

 

author:1230fan, category:三河, 22:38
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