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吉良町の幡頭神社

知多半島の羽豆神社に行った時、同じ読みでも字が違うハズ神社の事が頭にあった。今から2か月前の歴史教室でお仲間のお一人に知多半島の羽豆と吉良の幡豆とは同じ読みなのに字が違うという話をしたところ、その人が「ああそれはね」と言って、教えてくれた。その人は何かの機会に吉良町のハズ神社に行ったそうで、訪ねた時に「この神社は、幡を先頭に立って掲げていた人が祀られているから、ハズなんだ」と知ったらしい。で、その人は尊氏好きな私に「あああ、確か、このハズ神社に尊氏も来たらしいよ」と教えてくれた。

吉良にある地名の幡豆のズは豆なので、幡豆神社だと思い込んでいたが、じっくり見直すと、神社名は「幡頭神社」だった。謂われの通り幡を先頭で運んでいた人を祀ってあるんだと再認識した。神社は海に面した丘というのか、小山というのか、そんな見晴らしの良い処にある。

鳥居の中、拝殿に向かう参道。立派な黒松並木。

創建が702年とえらく古い。ヤマトタケルの幡頭(はたがしら)を勤めた建稲種尊(たけいなだねのみこと)をお祀りしている。そもそも幡頭が先で、あとから幡豆と書くようになったとあるのも頷ける。この看板には確かに足利尊氏も、今川義元も来たとあるけれど、「どうやってきたんだろう?」とフっと思い、瞬時に「船で来たんじゃないの?」と妄想。この場所の近くには「鳥羽」という地名の場所がある。地名研究をしている人から「鳥羽=渡場」という話も聞いたことがあるので、ここは、もしかしたら船移動の中継地点じゃないの?なんて妄想する。

この神社、訪ねてみると誰もいない。でもね、この神社、拝殿の後ろにある本殿がとんでもなく素晴らしい。

この屋根の曲がり具合、素晴らしい〜。桃山時代のもので重要文化財らしい。両脇の熊野神社と神明社も同じ時期のものらしい。どれも屋根がいいわぁ。

 

大昔の本当の事は、なかなか分からないけれど、尊氏や今川義元が神社の境内近くの高台で野営なんかして、休憩したかも知れないなんて空想するのは楽しい。それに、この屋根、絶対オススメ。そうそう周りに屋根好きがいないせいで、共感して貰えないけれど、良い屋根なんだ、ここは!

author:1230fan, category:三河, 21:30
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