RSS | ATOM | SEARCH
ヤマサちくわさんのGEN-B(ゲンビー)交流会に参加

豊橋のヤマサちくわさんは創業192年だそうだ。「ヤマサちくわ」は愛知の食品ブランドの王様の1人だと私は思っている。そのヤマサさんが何やら新しい事を始められた。知り合いの誘いに乗って、その交流会に参加してきた。その何やら新しくて楽し気な会には、「豊・食・人 GEN-B(ゲンビー)」という名前がついている。ゲンビーとは豊橋の古い方言で「食いしん坊」という意味だそうだ。この会の「豊・食・人」は「豊かに食べ、愛で味わう人々の交流」という意味だそうだ。

 

会場に入ると、広い壁に動画が映し出されて、ヤマサさんの仕事の様子や社長さんのインタビューが流れていた。そして、その動画を横切り、私たちの前に、恰幅の良い、頭に大柄の布を巻き、大きなエプロンをした、魚市場の大将のような人が現れた。事務局の人が、登場したその大将を「社長」と紹介した。「え?同じ人?」さっきのインタビュー映像の背広姿とはまるで違った印象だった。この大将な感じの方がヤマサちくわ七代目の佐藤社長さんだ。

お話はなかなか興味深い内容だった。例えば、今川義元公が伊良湖より東海道の新居の宿にいたる片浜十三里の海で捕れた魚は、今の豊橋のヤマサちくわ本店そばの熊野社の境内で売り買いするよう御触れを出したおかげで、豊橋のその場所が栄えるようになったというお話だとか、今、漁師さんの廃業が増加していて、中国や韓国の漁師から高値の魚を買わなくてはいけなくなっているとか、聞いた事が無いお話ばかりだった。あと、実際にちくわを巻いてみる体験を何人かの人がトライしたが、社長のようにはできなかった。ちくわを巻くのは、簡単じゃないんだと分かった。

その日は、生まれて初めて練り物フルコースも頂くことができ、とても美味しかったし、楽しかった。

この箸置きがまた可愛い。ヤマサちくわの箸置き!

私は地元に育ち、子供の時から「ヤマサちくわ」を時々食べてきた。美味しさは知っているし、お値段も知っている。だから、普段使いの頻度は低いが、ここぞという時には選ぶ商品だ。ちょっとハイソなブランド食品の会社さんだから、どんな社長さんなのだろうと思っていたが、社長さんや常務さん、社員の方皆さん、気さくだった。なんていうのか、東三河人独特のほっこりした、気の良さを感じた。お客、お店のボーダーを超えた人と人との交流、それこそ、「食べさせたい」食いしん坊と「食べたい」食いしん坊の交流だった。ヤマサさんは、こういう新しい試みを始められ、きっとこれから何か変わって行こうとしているんだという事は強く感じた。

乞うご期待な予感がする。

 

 

author:1230fan, category:東三河, 00:50
comments(0), -
Comment