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岐阜県に接する豊田市 旭に桃を見に行く

たまたま目にしたポスター。「上中 しだれ桃」とあった。「じょうちゅう? それとも、うえなか?」豊田市らしい。気になってネット検索すると豊田市の上の方、岐阜県に接した豊田市旭地区の「かみなか しだれ桃」というイベントだった。3000本のしだれ桃が満開になると桃源郷のようだとあったので、行くことにした。山里らしく、細い道も遠距離運転も嫌いな私は豊田市駅から「おいでんバス」を利用した。しだれ桃の最寄りの「小渡(おど)駅」まで70分、600円だ。豊田市駅を出る時、私を含めバスの乗客は3人だった。けれど、途中の広瀬までに乗客は私一人になった。久しぶりの路線バスの旅で、しかも終点までの70分の乗車、お尻がしびれそうになった。

途中の広瀬の停留所にある宿はなんだか昭和チックで、これはこれで良い感じ。それにバスから眺めた「広瀬やな」も、なんだかのんびり川遊びできそうで良いじゃないかと思った。広瀬やな辺りは豊田市駅から40分位だったか、そんなに遠くないと思うが、車の町豊田っていう感じからは、かなり遠ざかった町の風景だった。

小渡(おど)の停留所を降りると、「しだれ桃」の時だけのシャトルバスが現地(しだれ桃の里)まで乗せていってくれる。事前に情報を把握しておけば、無駄なく現地に行きつくことができ、便利だった。

黄色はレンギョウ。桜、桃、水仙、スズラン、チューリップ、春の花オールスターズ

マップを片手に花の折り返し地点まで行って帰ってくる。行きの途中、五平餅の美味しそうな香ばしい匂いがプンと鼻先をかすめたが、帰りまで我慢だと通り過ぎた。帰り、「食べるぞ」と坂の上の民家の倉庫で焼いていた五平餅を買った。民家の軒下の長椅子に座って食べた。美味しかった。その農家はお庭も解放していて、そこではコーヒーを淹れていた。

お庭はこれだ。ここはオランダですか?という位、見事なチューリップ庭園だった。みんなに見て貰うことを想定した立派に手入れされたお庭で、コーヒーをここで飲んだ人が道を歩きながら「ここのコーヒー、美味しいわ」と言っていた。

帰りのバスに乗る前、私はまたも別なお店の「五平餅」をお土産に買った。匂いがたまらないし、この甘辛の味噌だれが好きなんだから仕方ない。しだれ桃の里からシャトルバスで小渡駅までやってきて、帰りのおいでんバスの発車時刻までにお手洗いに行った。鏡の前でマスクをはずして、自分の顔を見たら、頬っぺたに、さっき農家の軒下で食べた五平餅の味噌が縦に一筋ついていた。

よい年して、顔に味噌をつけていたなんて、やだ恥ずかしい。

「たまたまだけど、マスクで顔を隠して、ここまで来て、あ〜良かった」と思った。

author:1230fan, category:西三河, 22:50
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